日本キリスト教団常陸大宮伝道所

イエスは再び言われた。「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」

(ヨハネ8:12)


 光という言葉を聞いて、私たちはヨハネによる福音書冒頭の御言葉を思い起こします。  「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。・・・言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
(ヨハネ1:1,4,5)
  イエス様がどういうお方であるか、を明確に示している御言葉です。
 イエス様こそ、すべての人を照らすまことの光です。世の光であるイエス様に従う時、私たちは決して闇の中を歩くことがありません。
 
  ここでも主みずから、ご自分を「世の光」と宣言しています。 もちろん、間髪いれずにファリサイ派からは批判がされています。「あなたは自分について証しをしている。その証しは真実ではない。」と。しかし真っ向から主は、反論しています。「たとえわたしが自分について証しをするとしても、その証しは真実である。自分がどこから来たのか、そしてどこへ行くのか、わたしは知っているからだ。」と。イエス様はどこから来て、どこへ行くのでしょうか。御父のもとから来て、御父のもとへ行くのです。イエス様はいつも御父のみこころのうちにとどまっていました。ですから、自分の証言が真実であることを承知しておりました。
 
  イエス様に従おうとしなかったファリサイ派の人々は闇の中に留まり続けています。ある場合には暗闇の力が大きく感じられて、主に従うよりはその闇の中にまぎれてしまう方が楽そうだと思ってしまうかもしれません。それほどに闇の力に惹かれ、罪に溺れてしまう傾向は大きいのです。
 
  ある意味、私たちは深い闇の中に立っています。しかし、闇がすべてを覆いつくしているわけではありません。信仰は闇の中に一筋の光を見出しながら、前進します。闇の中に命に至る道が貫いているならば、既に闇は闇の力を失っているのです。希望の光が差し込んでいるからです。
  主は、山上の説教において、主イエスに従う人々に対し「あなたがたは世の光である。」(マタイ:14)と仰います。そしてその光でもって家中を照らしなさいと勧めています。私たちは「世の光」である主から光を頂き、それを人々の前に輝かせるようになるのです。  「わたしは世の光である。」と仰る方の言う事を真実に受け止めて、その方に従って、その方に自分の人生を賭けてみるほかないのです。 「主よ、あなたに従います。光の中を歩ませてください。」と日々祈って参りましょう。主は私たちが進むべき道を示してくださいます。

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